うつの症状が悪化する前に【細かい判断ができなる】

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環境を整える

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入院を考えるなら

静かな時間を過ごすというのは、うつ病の人にとって必要なことです。休養中はテレビとは縁を切ることも大事です。音と映像が乱れ飛ぶ刺激がテレビにはあり、そのダメージは想像以上に大きくて暴力的に感じることもあります。普段の習慣で何か音がないと寂しいということなら、クラシックや環境音楽を低めの音量でかけることが大切です。読書をしていても気にならない程度の音量なら、心を落ち着ける効果があります。抑うつの症状が強いときには、クルクルと忙しく画面が転換するテレビはやめたほうが無難です。せっかく休養しているのに、つまらないことにエネルギーを消耗しては意味がありません。音楽同様にラジオなら聞き流すことが可能です。再開するなら急性期を乗り越え、症状の回復期から日常の生活スタイルに徐々に戻していく段階で、1日に数時間程度から視聴をスタートさせるようにします。そして同居家族がいる場合には、自分ではなく家族が観ていることもあります。自分が観ている以上に騒音に感じてしまいますので、理解を求めていくことも大事です。しかし、関係性を考えて悩みが増えるようなら、休養入院をするというのもひとつの方法になります。入院療法であれば、整った環境で治療できるので安心です。症状の重いうつの場合や一人暮らし、またテレビの音も含めて自宅では休まる場所がないときには入院治療を優先するとよく、それを見据えた医療機関の選択が必要になります。精神病院での入院は一人の医師が最大で48人まで担当できることになっていますので、1人の患者に医師が接する時間は極めて少ないです。そのため、看護師をはじめとするスタッフがどういうチームを作っているかに、治療が成功するかどうかはかかっています。症状から判断し、治療の基本方針を決めるのは医師の領分ですが、その実践と結果を受けての方針変更までは、特に看護チームの力量にかかっています。そして、病棟では7割は患者が治していて、2割が看護師をはじめとするスタッフで残り1割が医師です。患者が患者を治すというのは、自治活動や患者同士の励ましあいや話し合いなどの集団療法のことです。治療において患者7割というのを医師や看護師が理解してサポートできているのかも重要になります。全てにおいて医師の許可ないとできない病院はあまりいい病院ではありません。スタッフに権限委譲しているほどいい医療機関であり、さらに患者自身に権限が任されているほどうつ病の治りが早い病棟です。最近では、退院後に抗うつ剤の服用継続をしなくてもいい状態まで持っていける医療機関もありますので、よく検討してみることが重要です。