疲れているのは脳|うつの症状が悪化する前に【細かい判断ができなる】

うつの症状が悪化する前に【細かい判断ができなる】

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疲れているのは脳

医者

休養と薬物療法を並行

うつ病になると、激しい疲労感に襲われる人は少なくありません。ほかにも、様々な体調不良が襲います。うつ病の場合、疲労感があっても、体ではなく脳が疲れて緩急のバランスが取れなくなる仕組みです。そうなると神経が張り詰めたままになり、筋肉を縮めてしまうので、重い肩こりや首痛に悩まされたりします。このような体の痛みや疲れをとるには、脳の疲れを取ることが大事です。横になれば体の疲れは和らぎますが、深い眠りを得られなければ、脳の疲れは取れません。背に腹はかえられないので、眠れないあるいは眠りが浅いように感じているのなら、薬の力を借りてでも深く眠る必要があります。脳が疲れると笑えないぐらいに体のバランスは崩れ、胃腸などに影響が出る人も多いです。人間が生きていくうえでの司令塔は脳ですから、それが狂うとカラダ全体になにかしらの症状が出て、ガタガタになります。しかし、脳が疲れている、あるいは脳のバランスが狂っているというのは、残念ながら科学的な検査ではわかりません。多くの人が不調が出始めて病院に行くことが多いですが、原因が分からないときには、迷わずに精神科や心療内科に行くとよく、抗うつ剤の処方により嘔吐などの症状が緩和されることも少なくありません。うつ病の治療には、薬物療法や精神療法がありますが、まずは休養という治療が最も大切です。軽症なら1ヶ月で重症なら6ヶ月ほどは必要で、会社員であれば主治医が書いた診断書を提出すると、休養の手続きがスムーズです。会社に知られたくないという人もいますが、本格的な治療となれば、会社と連携がとれたほうがいいので、治療スタート時に伝えることが賢明になります。また、1ヶ月から6ヶ月の間、何もせずに休養するというのではなく、並行して薬物治療を行います。そこで主に使われる抗うつ剤は、脳の神経系に働きかけて精神状態や行動を改善してくれる薬です。激しいうつ気分や不安、不眠などの症状を取り除くことができ、うつ病患者全体の60パーセントから70パーセント程度に対して効果があるといわれている方法です。同じ病名でも症状によっては、使う薬が違うこともあります。どのような症状が強く出ているかにより、ほかの薬が併用されることも珍しくありません。もし気分に波があるようなら、それを落ち着かせるための気分安定薬を使用し、不安症状が強いときは一時的木抗不安薬を使用するのが通例です。加えて、西洋薬の補助的な役割として、漢方薬を処方してくれるクリニックなどもあります。漢方薬は、症状が改善するだけでなく、体質改善などの効果もあります。